ChatGPT(GPT image 2.0)でロゴデザインを自作してみた

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この記事を書いたライター: 就労支援カレッジ

「商品をネットで販売したいけれど、ちゃんとしたロゴがない…」私たちが運営する就労継続支援B型事業所でネットショップを立ち上げることになった際、一番の壁になったのがロゴ作りでした。

外注する予算なんて全くありませんし、スタッフも利用者さんもデザインの専門知識はゼロ。どうしようかと頭を抱えていた時に救世主となったのが、AIツール「ChatGPT(GPT image 2.0)」です。

今回は、デザイン未経験の私たちが、ChatGPTを使って完全無料でネットショップのロゴを自作したリアルな体験談と、具体的な手順をご紹介します。

ChatGPTでロゴは作れる?

驚くほど簡単に自作できた

結論からお伝えすると、ChatGPTを使えばプロが作ったようなロゴが本当に数分で完成してしまいます。

最初は「AIなんて難しそう」と半信半疑でしたが、最新の画像生成機能「GPT image 2.0」の賢さには驚かされました。チャット欄に「こんなロゴが欲しい」と日本語で話しかけるだけで、私たちの抽象的なイメージをしっかりと汲み取り、事業所にぴったりのデザインを出力してくれたんです。

デザインの知識は一切不要

「色の組み合わせやレイアウトなんて、さっぱり分からない…」と不安に思う方も安心してください。特別なデザインの知識は、まったく不要でした。

実際、私たちは「手作りの温かみがある感じで」「植物のイラストを入れて」と、普段の会話のような言葉で指示を出しただけです。それだけでAIがバランスの良いデザインを自動で提案してくれたので、まるで優秀なデザイナーさんが隣にいてくれるような心強さがありました。

実際にロゴデザインを作成してみた

ここからは、事業所で実際にネットショップのロゴデザインを作った際の流れを、具体的なプロンプト(指示文)と一緒に解説します。

手順1:作りたいイメージを整理する

いきなりChatGTPに話しかける前に、まずはどんなロゴデザインにしたいかを整理しました。

  • ジャンル:アガベ・塊根植物専用の鉢
  • ショップ名:KUROHA KOBO(クロハ工房)
  • 雰囲気:シンプル、無骨、スタイリッシュ
  • モチーフ:アガベ(植物)、幾何学的な鉢
  • 使いたい色:アイアンの黒、植物の緑

完璧に決める必要はなく、このくらいの箇条書きで十分でした。

手順2:プロンプトを入力する

整理した情報を元に、ChatGPTのチャット欄に以下のプロンプトを入力しました。

プロンプト
あなたは、フラットデザインとベクターグラフィックの専門家です。複雑な要素を極限まで削ぎ落とし、小さなサイズでも認識できる「シンプルかつ力強い」幾何学的なロゴを作成することに長けています。

以下の情報からネットショップのロゴデザインを作成してください。
・ショップ名は「KUROHA KOBO(クロハ工房)」
・アガベの鋭い葉のシルエットと鉢
・完全なフラットデザイン。幾何学的で黄金比に基づいた構成
・重厚なアイアンの質感とアガベの色を表現
・極限まで複雑さを削ぎ落としたシンプルなシンボルマーク

その後、AIが提示してくれた最初のロゴデザイン案が以下の画像でした。

手順3:理想のデザインに調整する

一度で「これだ!」というものが出なくても大丈夫。出てきた画像を見て、「鉢を真上から見たデザインにして」「アガベの鋸歯を表現して」という要望をどんどんAIに伝えていきました。何度かやり取りを繰り返すことで、自身が納得する以下のようなロゴデザインに仕上がりました。

ロゴ作成でChatGPTを使うメリット

実際にB型事業所でChatGPTを使ってみて、特に強く感じたメリットは以下の5つです。

制作コストを0円に抑えられる

事業所の限られた予算の中で、外注費をかけずにロゴを用意できたのは最大のメリットでした。プロに頼めば数万円はかかるところを、0円(※既存のプラン範囲内)で済ませられたため、浮いた予算を材料費やショップの梱包資材に回すことができました。

業務の合間に数分で完成する

日々の支援業務で忙しい中、ロゴ作りに何週間もかける余裕はありません。しかしChatGPTなら、指示文を送ってからわずか数十秒で画像が生成されます。休憩時間やちょっとした事務作業の合間に、サクッと作業を進められたのは非常に助かりました。

利用者さんと一緒に楽しく修正できる

個人的に一番良かったのがこの点です。ChatGPTは「形はそのままで、色だけオレンジに変えて」といった修正がチャットで簡単にできます。 そのため、利用者さんと一緒に画面を見ながら「もうちょっと明るい色がいいな」「このマーク、可愛いね!」とワイワイ意見を出し合い、みんなで作り上げるプロセスそのものを楽しむことができました。

文字入れやロゴタイプも高精度に対応

今のChatGPTは、画像の中に文字を入れるのも得意なんです。 今回はショップ名である「KUROHA KOBO」というアルファベットを正確に入れてくれました。文字とイラストが一体になった本格的なロゴが、別のソフトを使うことなくあっという間に完成したのは驚きでした。

みんなの曖昧なアイデアを形にできる

「親しみやすい感じがいいな」「手作り感が欲しい」といった、みんなのフワッとした要望。これを人間のデザイナーさんに伝えるのは意外と難しいですが、AIならパパッと複数のパターンを出してくれます。「あ、これこれ!こういうのが欲しかった!」と、全員のイメージを素早くすり合わせるのにとても役立ちました。

作成時の注意点と著作権について

AIで自由にロゴを作れるのは非常に便利ですが、最低限守っておきたいルールがあります。結論から言うと、ChatGPTで生成した画像の著作権は、一般的に「作成したユーザー」に帰属するとされています。つまり、作成したロゴを自分のブログや名刺で使うこと自体には、法的な問題はないと考えて良いでしょう。

ただし一点だけ注意したのが、既存ブランドへの類似です。AIが意図せず有名なカフェチェーンなどに似たデザインを作ってしまうリスクはゼロではありません。そのため、完成したロゴはGoogleの画像検索などで似たものがないか、スタッフ複数人でしっかり確認を行ってから採用を決定しました。

まとめ

ChatGPT(GPT image 2.0)のおかげで、デザイン未経験の私たちでも、予算0円で想いの詰まったネットショップのロゴを完成させることができました。何より嬉しかったのは、利用者さんと一緒に「あーでもない、こーでもない」と画面を見ながらロゴ作りを楽しめたことです。

もし「予算がない」「スキルがない」とロゴ作りで立ち止まっている事業所さんがあれば、ぜひ一度ChatGPTを試してみてください。きっと、あなたたちの想いを形にしてくれる強力なパートナーになってくれます!

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